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高級レストランロブションで過ごす年末:外資系企業の豪華なパーティー

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はじめに

2024年12月に年末パーティとして恵比寿にあるジョエル・ロブションへ行きました。なかなか自分では行ける機会がないお店なので、100%庶民な日本人である私目線で感想なんかをまとめようと思います。パーティと呼んでいますが、個人的には忘年会の方が馴染みのある呼び名です。

ちなみに、外資系企業だから毎年高級レストランでパーティをしているのかと思ったあなた。残念ながら、外資系企業はそんなに甘くありません。もちろん業績が良いときには豪華なパーティや家族旅行、高級ブランドのプレゼントなんかも貰ったことがあります。しかし普通の時は社内のカフェテリアでオードブルと缶ビールって年もありましたし、もっと冷え込んだらパーティどころか人がいなくなるかもしれません。そんな一面もある外資系企業ですが、2024年は業績が良かったらしくお祝いとして高級レストランのジョエル・ロブションでパーティが開かれました。

パーティーのハイライト

ジョエル・ロブションでの年末パーティーは、充実したプログラムと豪華な料理、そして同僚との楽しい会話で彩られた素晴らしいイベントでした。

社長のオープニングスピーチ

パーティーは社長のウェルカムスピーチから始まりました。社長は過去一年間の会社の成果を振り返り、社員一人ひとりの努力に対して感謝の意を示しました。また、来年に向けての期待やビジョンについても語られ、「来年もロブションでYear End Partyを」という新たな目標に向けてモチベーションを高めました。

功労者への表彰

続いて、会社に多大な貢献をした功労者への表彰が行われました。今年退職する職員や昇進して海外本社へ向かう同僚はステージに上がり、社長や上司から表彰状と記念品が手渡されました。この表彰は、社員の努力や成果を認める大切な瞬間であり、会場全体が感動に包まれました。

Globalチームからのお祝いスピーチ

また、パーティーの途中では、Global チームメンバーからメッセージをもらいました。Globalチームからの暖かい祝福のメッセージは、国際的なつながりを感じさせる素晴らしいものでした。異なる文化の同僚たちからのエールが、参加者の心に響きました。

豪華な料理と楽しい会話

パーティーのメインイベントは、ジョエル・ロブションのシェフが腕を振るった豪華な料理の数々でした。普段は味わえない高級フレンチのコース料理が提供され、参加者たちはその味に舌鼓を打ちました。特別に焼き上げられたパンや、一皿一皿の美しい盛り付けは、まさに芸術作品のようでした。

食事の体験

コースのメニュー

コースのメニューは以下の通りでした。

  • アミューズ ブーシュ
  • タスマニアサーモンとアボカドのタルタル 柑橘のヴィネグレット
  • 生姜のコンディモンを効かせた帆立貝 サフランの香るリゾット
  • 香ばしく鱗を焼き上げた甘鯛をブールブランソースで
  • 和牛サーロインのポアレ ワサビ風味のサラダホウレン草と舞茸のフラットと共に
  • 柚子とハチミツの香るヴァシュラン 柑橘のクーリをあしらって
  • カフェとミニャルディーズ

アミューズ ブーシュ

アミューズ ブーシュ

最初に提供されたのは薄くスライスされたバケットにパテ(?)が乗ったカナッペでした。カリッとしたバケットの食感が好みでした。メニューに記載されていたアミューズ・ブーシュが分からなかったのだ後日調べてみたところ、その日の料理のテーマを表現するために出される一口サイズの料理とのこと。こういうのがわかる人になりたい。

アミューズ・ブーシュ(Amuse-Bouche):

  • 直訳すると「口を楽しませるもの」という意味です。
  • フランス料理のコースの最初に出される一口サイズの料理で、シェフがその日の料理のテーマやスタイルを紹介するために提供されます。
  • アミューズ・ブーシュ、食事の始まりを華やかに演出します。
  • 例としては、一口サイズのスープ、フォアグラのムース、カナッペなどが挙げられます。

このように、アミューズ・ブーシュは食事の開始を告げる小さな料理で、食欲をそそる役割を果たします。

タスマニアサーモンとアボカドのタルタル 柑橘のヴィネグレット

タスマニアサーモンとアボカドのタルタル 柑橘のヴィネグレット

次はサーモンとアボカドを細かく切って混ぜたタルタルの上にキャビア(黒いの)とサクサクの何か(ミツバチみたいなの)が乗った料理でした。キャビアよりイクラの方が美味しいと思う日本人舌ですが、その分濃厚なサーモンとアボカドに対してサッパリとしたソースが重くならず、早く次も食べたいと思わせられる前菜でした。以下はヴィネグレットがわからなかったので調べた結果です。

柑橘のヴィネグレット

  • 柑橘(オレンジやレモンなどのフルーツ)を使ったドレッシングのことです。このドレッシングは、サーモンとアボカドにかけて、さっぱりとした風味を加えます。

生姜のコンディモンを効かせた帆立貝 サフランの香るリゾット

生姜のコンディモンを効かせた帆立貝 サフランの香るリゾット

程よい固さの残ったリゾットの上に柔らかくソテーされた帆立が乗った温かい料理でした。お粥くらい柔らかくなったお米も美味しいですが、パスタのように少し芯を残したリゾットも好みです。穏やかな生姜とサフランの香りが食欲をそそり、次の料理を早く食べたくなる味でした。

生姜のコンディモンを効かせた帆立貝

  • 生姜のコンディモン: 生姜を使った特別な調味料(コンディモン)です。生姜のピリッとした味が帆立貝の美味しさを引き立てます。

サフランの香るリゾット

  • リゾット: イタリアのお米料理で、クリーミーな感じが特徴です。普通のお米と違って、チーズやバターなどを加えて作ります。
  • サフラン: 黄色いスパイスで、とても香りが良いです。このサフランを使うと、お米が黄色くなって、特別な香りがします。

香ばしく鱗を焼き上げた甘鯛をブールブランソースで

香ばしく鱗を焼き上げた甘鯛をブールブランソースで

この日のメニューの中で、この料理が1番好きでした。パリパリに焼き上げられた甘鯛の鱗の食感が楽しく、しっとりとした甘鯛の柔らかさとの対比でいつまでも食べていたいと思いました。バターソースが甘鯛の味わいを、より濃厚にしていたと感じました。

香ばしく鱗を焼き上げた甘鯛

  • 甘鯛(アマダイ): これは海の魚で、日本では非常に人気があります。とても美味しい白身魚で、柔らかい食感が特徴です。
  • 鱗を焼き上げた: 甘鯛の鱗を取り除かずに、そのままカリカリになるまで焼きます。これにより、香ばしくてカリッとした食感が楽しめます。

ブールブランソース

  • ブールブラン: フランス語で「白いバターソース」という意味です。白ワインとバターを使って作られるクリーミーなソースで、魚料理によく合います。

和牛サーロインのポアレ ワサビ風味のサラダホウレン草と舞茸のフラットと共に

和牛サーロインのポアレ ワサビ風味のサラダホウレン草と舞茸のフラットと共に

これはもう、説明不要な美味しさだった。写真からして、これが不味いわけないよって感じてもらえたら嬉しい。しっとりとした食感と赤身の肉らしい旨み、脂の甘さと贅沢を集めた味でした。舞茸とホウレン草が肉のしつこさを和らげてくれるので、ジューシーなサーロインを最後まで堪能できました。

和牛サーロインのポアレ

  • 和牛サーロイン: 日本産の高級牛肉で、とても柔らかくてジューシーなお肉です。
  • ポアレ: フランス語で「焼く」という意味です。フライパンでお肉を焼いて、外はカリッと、中はジューシーに仕上げます。

ワサビ風味のサラダホウレン草と舞茸のフラット

  • ワサビ風味: ワサビ(日本の辛い調味料)を使って、ちょっとピリッとした味付けをしています。
  • サラダホウレン草: 新鮮なホウレン草を使ったサラダです。サラダなので、生のまま食べられます。
  • 舞茸のフラット: 舞茸というキノコを使った料理です。平らに広げた舞茸を焼いたものです。

この料理は、とても柔らかくて美味しい和牛サーロインステーキに、ピリッとしたワサビ風味のサラダホウレン草と焼いた舞茸が添えられています。お肉のジューシーさとホウレン草のシャキシャキ感、舞茸の風味が絶妙にマッチします。

柚子とハチミツの香るヴァシュラン 柑橘のクーリをあしらって

柚子とハチミツの香るヴァシュラン 柑橘のクーリをあしらって

柑橘とアイスのデザート。柚子ってなってたけど金柑のように感じた。サーロインで口に残った油分をサッパリさせてくれて、重さを忘れさせてくれる味でした。改めて写真を見ると金箔が乗っていて豪華な雰囲気。ハートや蜂の巣みたいなやつはサクサク食感だった気がする(だんだん酔ってきて覚えてない)。

ヴァシュラン

  • ヴァシュラン: メレンゲを使ったフランスのデザートです。サクサクとしたメレンゲの中にアイスクリームやクリームを詰めます。

柚子とハチミツの香り

  • 柚子: 日本の柑橘類の一つで、さっぱりとした酸味と香りが特徴です。
  • ハチミツ: ミツバチが花の蜜を集めて作った甘いシロップです。このハチミツを使ってデザートに甘さと香りを加えます。

柑橘のクーリ

  • クーリ: ピューレ状のソースのことです。ここでは柑橘(オレンジやレモンなど)のピューレが使われています。

カフェとミニャルディーズ

カフェとミニャルディーズ

最後はコーヒーとオレンジピールチョコ、グミ、クッキーにフランボワーズがなったもの。専門店レベルのデザートで、終わりまで満足できる味わいでした。

ミニャルディーズ

  • ミニャルディーズ: これはフランス語で「小さな甘いお菓子」のことです。食後にコーヒーと一緒に楽しむために提供されます。
  • : 小さなマカロン、プチタルト、チョコレート、クッキーなどの一口サイズのお菓子が含まれます。

ジョエル・ロブションの紹介

ジョエル・ロブションの紹介

ジョエル・ロブションは、東京の恵比寿にある高級フレンチレストランです。このレストランは、フランスのシェフ、ジョエル・ロブションによって運営されており、彼の名前を冠しています。

歴史

歴史

ジョエル・ロブションは、1994年にパリで開業し、その後、世界中で高評価を受けています。東京の恵比寿には、2014年にオープンしました。

特色

特色

このレストランは、フランス料理の伝統を守りつつ、現代的なアレンジを取り入れた料理を提供しています。特に、新鮮な食材を使った料理が人気です。

立地

立地

恵比寿駅は交通の便が良く、お店もJR恵比寿駅から徒歩約5分の場所に位置しています。周辺にはオフィスビルや商業施設が多く、ビジネスマンや観光客にも人気のスポットです。

立地2

内装は、フランスの伝統的な美しさを感じさせるエレガントで洗練されたデザインが特徴です。レストランの雰囲気は落ち着いており、同時にエレガントで洗練された空間を提供しています。高級な雰囲気のインテリアが使われ、暖かい色合いの照明が心地よい雰囲気を作り出していました。テーブルセッティングも細かく丁寧に行われており、高級な食器やシルバーウェアが使われています。ジョエル・ロブションは、フランスの高級レストランのエレガンスさを日本にもたらす場所と言えるでしょう。

特に印象的だった点

ジョエル・ロブションでの年末パーティーでは、いくつか特に印象的だった点がありました。

煌びやかなクリスマスツリー

煌びやかなクリスマスツリー

入り口には、煌びやかに飾られたクリスマスツリーが立っており、訪れる人々を温かく迎えてくれました。ツリーの装飾は洗練されており、まるで魔法のような雰囲気を醸し出していました。

特別に焼き上げたパンの美味しさ

ディナーの際に提供された特別に焼き上げたパンは、絶品でした。外はカリッと、中はふわっとした食感で、噛むたびに芳醇な香りが広がりました。美しい料理は目も舌も楽しめる素晴らしいものでしたが、馴染みのあるパンの方が日頃食べているパンとの違いを感じることができたと思います。

店員の所作

店員の所作もまた印象的でした。立ち振る舞いやサービスの一つ一つが丁寧で、ゲストに対する心配りが感じられました。料理の説明やワインの提案など、プロフェッショナルな接客が一層ディナーを特別なものにしてくれました。

一皿一皿の美しさ

そして何より、一皿一皿の料理が芸術作品のように美しかったことが忘れられません。見た目だけでなく、味も素晴らしく、まるで食の芸術品を堪能しているかのようでした。料理の盛り付けや色合いのセンスも抜群で、どの料理も視覚と味覚の両方で楽しむことができました。

まとめ

ロブションのイヤーエンドパーティは満足感の高く特別感のあるイベントでした。そもそもロブションがプライベートでは高くてなかなか行けないレストランですし、そこのディナーコースは手が出ないから。子供の成人のお祝いに行こうと考えているくらい。

ロブションの特別感を演出しているのは料理の味だけでなく、恵比寿という場所からエクステリア・インテリア、食器や料理の見た目、スタッフまで上質を体験させてくれる環境とそれを一緒に食事をしている相手が喜んでいる姿だと思いました。

もしロブションに行ってみたいと思っていただけたら、SNSでシェアしてくれれば嬉しいです。よろしくお願いします。

ABOUT ME
ラクダ@薬酒計画
ラクダ@薬酒計画
外資系企業で働く薬剤師
外資系医療機器メーカーで7年以上専門職として働いている薬剤師で二児の父のラクダです。以前は国内製薬企業7年、ドラッグストアで2年働いていました。薬剤師として3つの企業で働く中で外資の働きやすさは魅力だと感じています。しかし、やっぱり難しいなと感じる場面も数多く…。メリット・デメリットを体験談を交えて分かりやすく説明し、仕事が辛いし企業薬剤師には興味があるけど不安も多いという薬剤師の方向けに記事を執筆しています。
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