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【体験談】30代薬剤師が3ヶ月で企業転職!年収アップと働き方の変化とは?

rakuda-tenshoku@01
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筆者プロフィール|ラクダ(外資系薬剤師 × 2級FP)

製薬・医療機器・ドラッグストアの3業界を経て、
現在は外資系企業にて8年以上勤務中。
転職で年収+100万円、家庭と両立できる柔軟な働き方を実現しました。

同じようにキャリアに迷う薬剤師へ、
実体験を基にした“リアルな情報”を発信しています。

保有資格:薬剤師(第417***号)/2級FP技能士(F22323*****)

「企業で働く薬剤師に興味はあるけれど、実際どんな仕事?転職って難しい?」

私もそう思っていた一人です。30代で病院から企業に転職し、3ヶ月で内定を得るまでのプロセスを振り返ると、不安と挑戦、そして大きな成長がありました。

この記事では、私が転職を決めた理由から、転職エージェントの使い方、企業薬剤師として働いて感じたギャップや魅力まで、リアルな体験談としてお届けします。

転職のきっかけ|なぜ日本企業を離れ、外資系企業を選んだのか

仕事は充実していた。でも「将来の不安」があった

私は以前、日本の製薬企業で7年間勤務していました。環境は安定していて、職場の人間関係も悪くなかった。業務内容も自分の専門性が活かせるもので、毎日に張り合いがありました。

ただ、30代になり将来のキャリアを冷静に見つめたとき、心の奥に「このままでいいのか?」という不安が芽生えたのです。

  • 評価は年功序列がベースで、成果主義とは言いがたい
  • 担当領域が固定されていて、視野やスキルの広がりを感じにくい
  • 新しい挑戦や異動の希望も、制度や組織の都合で通らないことが多い

このまま10年後、20年後も同じ場所にいる未来を想像してみると、「もっと成長できる環境に身を置きたい」と思うようになっていました。

「英語が苦手=外資はムリ」じゃないと気づいた瞬間

もともと私は英語に強いわけではありませんでしたが、前職で新たに立ち上がった海外ビジネスプロジェクトにチームメンバーとして参加することになり、その準備としてビジネス英会話教室に通い始めました。

英会話の習得は決して簡単ではありませんでしたが、週1〜2回のレッスンを通じて、少しずつ「通じる楽しさ」や「異なる文化への理解力」が身についてきました。

それと同時に、グローバルな環境に身を置く働き方への関心も高まっていきました。

しかし残念ながら、プロジェクト自体は半年ほどで解散。海外との関わりもなくなってしまいました。

「このまま社内でその機会を待ち続けるより、自分から動いて環境を変えよう」

そう思ったことが、外資系企業への転職を真剣に考えるようになったきっかけです。

実際に調べてみると、外資系といっても日本拠点では日本語での業務が大半。英語が必要な場面もありますが、

**「完璧な英語」より「伝える努力」と「異文化への柔軟性」**の方がよほど重要視される。

というのがリアルな現場の印象です。

“外資=英語が堪能な人向け”という思い込みは、英会話教室に通って現場を知ったからこそ、手放すことができました。

企業に興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない方へ。

業界・職種の全体像と転職5ステップを、実例とともにわかりやすく解説しました。まずはこちらのガイドで、あなたのキャリアの方向性を整理してみませんか?

薬剤師の企業転職ガイド|業界・職種・5ステップを実例で解説

外資系企業薬剤師のリアルな仕事と働き方

実際の業務内容と1日の流れ

私は現在、外資系医療機器メーカーで薬剤師として「品質保証(QA)」と「ファーマコビジランス(PV)」に従事しています。製品が安全に市場に出るための品質管理や、使用後の副作用情報の管理・報告などが主な業務です。

1日のスケジュール例(在宅勤務ありのケース):

時間帯内容
9:00〜Teamsで当日の予定確認、メールチェック(英語メール3割程度)
9:30〜10:30部内ミーティング(基本は日本語)
10:30〜12:00品質文書の作成・手順書の改訂・安全性評価資料の確認
12:00〜13:00ランチ
13:00〜16:00海外本社や現地法人とのやりとり(メール/時差を考慮した会議調整)
16:30〜17:30チェック作業・会議の振り返り・翌日の準備
(必要に応じて)ヨーロッパ圏との会議(17時前後)/アメリカとの会議(朝7時前後・自宅から)

外資系企業では「時間に縛られない働き方」が根付いています。実際、子どもが体調不良のときには午前中に病院へ連れて行き、午後から業務を進めるといった柔軟な対応も可能です。

これは、時差を前提に組まれた業務設計や、リモートワークに最適化された社内体制があるからこそ。家庭とキャリアを両立したい薬剤師にとって、非常に働きやすいと感じています。

日本企業との違い|フレックス・リモート・残業・裁量・年収・評価制度

私自身、日系製薬企業から外資系企業へ転職しましたが、働き方の自由度・裁量の広さ・評価の明確さなど、多くの点で違いを実感しています。

項目日系企業外資系企業
勤務形態固定時間・出社中心フレックス+在宅の併用が可能
働き方上司の指示重視自己裁量で業務設計する文化
年収構造定期昇給が前提成果に応じてボーナス・昇給も変動
残業・有休取得しづらい雰囲気あり有休取得が推奨され、残業も少なめ
評価制度年功的/不透明OKRやKPIで成果を可視化・フィードバック文化も活発

特に子育てとの両立という面では、“仕事か家族か”ではなく、“どちらも大切にできる”という環境が外資系の強みです。

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転職活動のプロセスと3ヶ月スケジュール

転職エージェントとの出会いと面談の様子

転職を意識し始めたとき、**最初に行動したのは「転職エージェントに登録すること」**でした。

私が選んだのは、外資系企業への転職支援に強い薬剤師専門のエージェント。初回面談では、これまでの経歴、今後やりたいこと、語学スキル、家庭との両立希望など、かなり丁寧にヒアリングされました。

印象的だったのは、「外資系企業の中でも、未経験でも入りやすい職種」や、「英語に不安があっても、研修制度が整っている企業」を具体的に教えてくれたことです。自分では調べきれないリアルな企業情報や面接傾向を教えてもらえたことで、不安が一気に減りました。

履歴書・職務経歴書・面接対策でやったこと

外資系企業の場合、履歴書(CV)や職務経歴書は日英両方が求められることが多いです。

私の場合、英語の職務経歴書は初めての作成だったため、エージェントにかなり手厚く添削してもらいました。英語の自己PRや実績の表現方法など、日本語の書類とは違う「伝え方のクセ」を学べたのは大きな収穫でした。

面接対策も、以下のような流れで進めました。

  • 1ヶ月目(情報収集と書類準備)
    • 自己分析とキャリアの棚卸し
    • 英語履歴書の作成・添削
  • 2ヶ月目(応募・面接対策)
    • 複数企業に応募開始
    • 模擬面接(日本語+英語)でフィードバック
  • 3ヶ月目(最終選考〜内定)
    • 最終面接
    • オファー面談、条件交渉、退職準備へ

**意外だったのは、複数社から同時にオファーをもらえる可能性があるということ。**その場合もエージェントが企業とのやりとりを代行してくれたので、安心して選択に集中できました。

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  • 薬剤師の外資系転職5ステップ

「3ヶ月で企業転職ロードマップ」

主なアクションサポート内容
1ヶ月目情報収集・自己分析・履歴書作成転職エージェントとの初回面談・CV添削
2ヶ月目応募・面接練習・企業比較模擬面接(英語あり)・企業情報提供
3ヶ月目最終面接・条件交渉・退職準備オファー調整・退職相談・入社支援

このように、戦略的に動けば3ヶ月で転職は十分に可能です。大事なのは、一人で抱え込まずに信頼できるプロの力を借りることだと実感しました。

企業転職後の“変化”と“気づき”

年収アップ・やりがい・働きやすさの変化

外資系企業に転職して最も実感したのは、「評価される働き方」が明確に変わったことでした。

特に変化を感じたのは以下の3点です:

  • 年収アップ
    年収は100万円以上のアップ。成果や役割に応じてしっかりと報酬に反映される点は、モチベーションの源にもなっています。
  • やりがいの変化
    前職と比べて、**「自分の意見が反映される環境」**があり、チームでの役割もより明確。何より、グローバルチームの一員として働いている実感があります。
  • 働きやすさ
    フレックス制度やリモートワークなど、柔軟な働き方ができる点は子育て中の身としても非常にありがたい。特に、“働いていること=会社にいること”ではないという価値観は、自律的に働くうえでとても合っていました。

「もっと早く外資を選んでいれば…」と本気で思ったのはこの頃でした。

「こうしておけばよかった」と思った準備不足も

一方で、転職後に**「これは事前に知っておきたかった」と感じたポイント**もあります。

1. 英語の実務感覚

  • 書類作成やメールはできても、英語でのディスカッションや雑談には最初戸惑いました。
  • 特にミーティングでは、相手がネイティブでない場合も多く、「聞き取りにくさ」にも慣れる必要がありました。

→ 結論:英語は“完璧”より“伝えようとする力”が大事。でも、英会話教室で「英語を口にする習慣」をつけておいて本当に良かったです。

2. キャリアの方向性をもっと言語化しておくべきだった

  • 外資系は「自分がどう成長したいか」「何をしたいか」を常に問われる環境。
  • 入社してから慌てて整理するよりも、面接時点で描けるようになっておくと有利だったと痛感しました。

こうした気づきは、転職エージェントと早い段階で相談しておけば避けられるものも多いです。今振り返れば、「準備不足もまた成長の糧」ですが、読者の皆さんには回り道せず進んでほしいと本気で思っています。

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企業転職を成功させるエージェントの選び方

企業への転職を成功させるには、「どのエージェントに相談するか」が成否を大きく分けます。特に外資系・企業求人は非公開が多いため、転職エージェントの質と相性が鍵となります。

ここでは、実際に筆者が使ってよかったエージェントとともに、目的別の選び方のポイントをご紹介します。

使ってよかった転職エージェント3選

【1】ファルマスタッフ|現場理解に強い薬剤師特化型

  • 調剤・病院出身者に強く、企業求人も豊富
  • 現場経験のあるアドバイザーが多く、企業未経験でも安心感あり
  • 筆者も丁寧なカウンセリングで不安を払拭できた経験あり

【2】エンワールド・ジャパン|英語サポートが手厚い外資特化型

  • 医療機器・診断薬など、成長領域の外資系企業に強い
  • 海外とのやりとりが前提の企業が多く、バイリンガル対応も安心
  • 筆者のように医療機器メーカーを目指す方にもおすすめ

【3】ビズリーチ|ハイクラス・スカウト型でチャンスを広げる

  • スカウト型で自分の市場価値が可視化される
  • 年収600万〜のハイクラス求人が豊富
  • 筆者も登録後、自分のキャリアを客観視できたのが大きな収穫

▶ 関連リンク:「[薬剤師向けエージェント比較ランキング]」でさらに詳しく

選ぶときのポイントと失敗しない相談の仕方

【キャリアチェンジ希望の方】

  • 未経験OKの求人を多く持つエージェントを選ぶ(例:ファルマスタッフ、エンワールド)
  • サポートの丁寧さ・情報の多さを重視
  • 書類添削・面接練習を「自分のレベルに合わせてくれるか」がカギ

【キャリアアップ希望の方】

  • 年収アップ・ポジション重視の求人に強いところ(例:Samurai Job、ビズリーチ)
  • 英語や専門スキルが求められるため、ハイクラス転職に慣れた担当者が必要
  • 企業情報や内部事情まで深掘りしてくれるか確認

【相談時に意識すべき3つのポイント】

  1. 自分の希望条件(業務内容・年収・勤務地など)を明確に伝える
  2. 面談時は「聞く」より「話す」意識で。価値観のすり合わせが重要
  3. 担当者との相性が合わない場合は、遠慮せず変更を申し出てOK

★補足図解(おすすめ)

《目的別おすすめエージェントマトリクス》

  • 横軸:キャリアチェンジ ←→ キャリアアップ
  • 縦軸:サポート重視 ←→ 求人の質重視
    → 各エージェントをポジショニングして視覚的に比較

「自分に合うエージェントを見つけることが、転職成功の第一歩です。目的や現在の状況に合った選択で、未来の可能性を広げましょう。」

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ラクダ(外資系薬剤師×FP×国際唎酒師)
ラクダ(外資系薬剤師×FP×国際唎酒師)
外資系企業で働く薬剤師
ここまで読んでくださってありがとうございます。 私自身も「このままでいいのかな」と悩んだ末、3度の転身を経験しました。 キャリアに悩む薬剤師の方に、少しでもヒントや気づきを届けられたら嬉しいです。

キャリアの次の一歩に、確かな選択肢を。

「企業転職に興味はあるけど、何から始めたらいいか分からない」
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