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薬剤師×AI・ITのキャリア完全ガイド|未経験からの転職・スキル・年収まで解説

rakuda-tenshoku@01
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筆者プロフィール|ラクダ(外資系薬剤師 × FP)

「このままでいいのかな」と悩んだ末に転職した薬剤師、ラクダです。

製薬・医療機器・ドラッグストアの3業界を経験し、現在は外資系企業で8年以上勤務。

転職で年収100万円以上UP、家庭と両立しながら柔軟な働き方を実現しました。

同じようにキャリアに迷う薬剤師の方に、リアルな体験や情報をお届けしています。

詳しいプロフィールはこちら

「薬剤師としての未来、今のままでいいんだろうか…」

そう感じたあなたに、新しい医療のかたち=デジタル×薬剤師という選択肢をお届けします。

このガイドでは、未経験からIT・AI職へキャリアチェンジした薬剤師の実例をはじめ、必要なスキル・企業・年収の目安まで徹底解説。

まずは「自分にもできそう」と感じる分野から、扉を開いてみませんか?

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薬剤師がAI・IT領域で注目されている理由

医療業界のデジタル化と「現場×IT」ニーズ

近年、医療業界ではデジタル化とデータ活用が急速に進行しています。電子カルテ、オンライン診療、デジタル治療アプリ、RWD(リアルワールドデータ)解析、AI創薬──これらの分野では**「現場を知る医療人材」と「ITの専門家」との橋渡し役**が不可欠です。

薬剤師は、医薬品・患者対応・副作用・保険制度に精通しているため、**“医療とITの接点を理解できる人材”**として評価が高まっています。とくに、臨床の文脈や薬剤の作用機序を言語化し、エンジニアやデータサイエンティストに共有できる薬剤師は、デジタル医療における希少な存在です。

「薬剤師×AI・IT」の掛け合わせが求められる背景

今、注目されているのは「薬剤師がテックに弱い」という従来のイメージを覆すキャリアです。

AIやITの活用は、薬剤師自身の業務を効率化するだけでなく、新しい職域を生み出しています。 たとえばAI創薬では、薬理パラメータのレビューや治験設計の支援、RWD解析では副作用傾向の予測など、薬剤師の専門知識が不可欠な工程が増えています。

これまでの“調剤”という枠組みを超えて、「薬剤師×AI・IT」という新しいスキルセットが、医療の革新を後押しする原動力となりつつあるのです。

▶ 関連記事:

AI創薬×薬剤師のキャリア戦略|未経験から始めるデータサイエンス職とは?

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薬剤師×リアルワールドデータ|RWD職に未経験から挑戦する方法とキャリア展望

薬剤師×医療IT企業|未経験からヘルステックで働くには?注目企業と成功のコツ

どんな業界・職種で薬剤師が活躍できる?

AI創薬、RWD、医療アプリ、CRO、生成AIなど

「IT業界=エンジニア」というイメージが強いかもしれませんが、**薬剤師の専門性を活かせる“非エンジニア職”**は年々拡大しています。以下に代表的な業界と職種を整理してご紹介します。

【AI創薬】

製薬プロセスにAIを活用し、創薬のスピードと精度を向上させる分野。

薬剤師は、薬理評価・薬事レビュー・治験プロトコルの支援などで活躍できます。

【RWD(リアルワールドデータ)解析】

市販後の医薬品データやレセプト情報を統計解析し、安全性評価や使用実態の可視化に貢献。

薬剤師は、医薬知識を活かしたデータ解釈・アノテーション業務が中心です。

【医療アプリ/デジタルヘルス】

服薬支援・疾患管理・オンライン診療などのアプリ開発領域。

薬剤師は、薬機法チェック・添付文書連動・コンテンツ監修などで重宝されています。

【CRO/CDISC・DM・QC】

臨床試験データを管理・整理する企業。

未経験からでも、SASやCDISC(SDTM/ADaM)に関わるポジションに就く薬剤師が増えています。

【生成AI/ChatGPT】

医療文書や服薬指導資料の自動生成支援、プロンプト設計などに応用。

薬剤師は、医療情報の正確性確認や活用シナリオの構築で重要な役割を果たします。

このように、「薬剤師×IT」の可能性は、思っている以上に広く、深いのです。

▶ 関連記事:

薬剤師におすすめのIT資格とデータ分析スキル10選|キャリア直結の学びとは?

薬剤師がIT分野に転職するには?

未経験からのルートとポテンシャル採用の現実

薬剤師がIT・デジタル職に転職するには、**「経験職種の延長線」か「未経験枠でのポテンシャル採用」**の2パターンが主流です。

  • 延長線パターン:薬事・安全性・治験業務などを経て、データマネジメントやRWD解析へ。
  • ポテンシャル採用:医療知識×論理的思考を評価され、AI開発補助・医療アプリ監修・SaaS導入支援などの職種へチャレンジ。

最近では、**30代前半までであれば、スキルより「伸びしろと医療の現場感」**が重視される傾向も見られます。特にスタートアップやヘルステック企業では、“医療職の視点を持った非エンジニア人材”を積極的に採用する動きが活発です。

年齢や現職からのキャリアチェンジ方法

「今さら未経験で大丈夫?」と感じる方も多いですが、以下のような段階的なアプローチで十分キャリアチェンジは可能です。

  1. 現職でデジタル業務を拾う
     レセコン管理やLINE導入、マニュアル作成など、小さな“IT要素”に関わることで経験を可視化。
  2. ITリテラシーと資格の補強
     ITパスポート、統計検定、Pythonの入門講座など、**履歴書に書ける“学びの証明”**を増やします。
  3. 転職エージェントに“転職できるIT職”を教えてもらう
     現職の強みを活かせる求人を、薬剤師専門のキャリアアドバイザーと一緒に精査することが成功の鍵。
  4. 複数社の選考を同時進行で受ける
     業界研究や自己分析は**“受けながら学ぶ”**方が効率的です。

「経験がないから無理」ではなく、「経験をどう活かすか」が問われる時代です。

▶ 関連記事:

調剤薬剤師からIT転職へ|未経験からのキャリアチェンジ体験記と成功のヒント【ストーリー】

習得しておきたいスキルと資格

薬剤師がAI・IT分野で活躍するためには、「専門知識×ITリテラシー」の組み合わせが鍵となります。すべてを網羅する必要はありませんが、“業務で使える基礎スキル”を選んで習得することが近道です。

IT資格・Python・データ分析の基本

● IT資格(ITパスポート・医療情報技師 など)

国家資格や医療特化型の資格は、「未経験でも学んでいる」姿勢を示す武器になります。

特にITパスポートは、文系出身でも短期で習得可能なうえに、企業からの評価も高いです。

● プログラミング(Python)

AI・データ分析で使用されるPythonの基礎構文、Pandas、Matplotlibなどのライブラリを理解しておくと、現場での会話についていけるようになります。

業務で使わない職種でも、**「ノーコードに強くなる」**目的で学ぶ人も増加中。

● データ分析・統計の基礎

エクセル関数やピボットテーブルに加え、RやTableau、Google Data Studioなどの可視化ツールにも触れておくと、職種選択の幅が広がります。

統計検定3級〜2級あたりが、薬剤師の実務にマッチした入門レベルです。

英語・ChatGPTなどの学習リソース

● IT英語・医療英語

外資系企業や国際プロジェクトでは、“ペラペラ”より「読んで意味が分かる」英語が重視されます。

「compliance」「algorithm」「submission」など、現場でよく使う単語・フレーズに慣れるだけでも大きな一歩に。

● ChatGPT・生成AIツール

文章作成、文献要約、プロンプト設計など、ChatGPTを“業務ツール”として活用する力は今後必須スキルに。

無料アカウントで始められるため、「まず触れてみる」ことが最良の学習法です。

● 無料・有料学習リソース

学習サービス特徴
ProgatePython・SQLなどが基礎から学べる
Udemy医療×AI・統計系の講座も豊富
YouTube(Shoko先生等)薬剤師向けのIT学習チャンネルも人気
Coursera・edX海外大手大学による本格派コース

“完璧”を目指さなくても大丈夫。**「実務で一歩先をいけるスキル」**を少しずつ身につけることで、選べるキャリアは確実に広がります。

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薬剤師×IT英語|医療ITで使える実践表現と学び方

薬剤師×ChatGPT時代のキャリア戦略|生成AIを味方にする働き方とは?

転職におすすめのIT×医療企業

薬剤師がIT・AI分野で活躍するには、業界選びと企業理解が重要なスタートラインです。

ここでは、**「どんな企業タイプがあるのか」「自分はどこで活躍できるのか」**を具体的に整理します。

製薬、医療スタートアップ、SaaSなどの分類

1. 製薬企業のデジタル部門(例:武田薬品、ノバルティスなど)

AI創薬、CDISC対応のDM(データマネジメント)、RWD解析などに強みを持つ。薬剤師資格と臨床経験が活かせるポジションが多い。

2. 医療スタートアップ(例:Ubie、CureApp、MICINなど)

問診AI、オンライン診療、治療アプリなどを開発。業務はフラットで、未経験でも「現場の声が分かる人材」として歓迎されやすい。

3. SaaS・B2B系医療IT企業(例:メドレー、メディカルシステムネットワークなど)

電子薬歴、在宅支援、レセプト管理システムなどを提供。薬剤師がCS(カスタマーサクセス)やQA(品質管理)職で活躍することも増加中。

4. マーケティング&医療プラットフォーム企業(例:エムスリー、メディカルノート)

製薬会社向けのプロモーション支援や医師向け情報配信など。記事監修、データ分析、企画職で薬剤師が重宝される分野です。

薬剤師が働ける注目10社

以下の企業は、薬剤師の専門知識×ITリテラシーの活用に前向きな企業です。

企業名主なサービス内容薬剤師の活躍領域未経験可
エムスリー医師向け情報・マーケ支援コンテンツ企画、薬事監修一部可
メディカルノート医療情報メディア記事監修、CS、編集
CureApp治療用アプリ開発臨床開発、薬事
メドレーオンライン診療/HRQA、CS、企画
Ubie問診AI開発ユーザー支援、企画一部可
HELPO(ヘルスケアテクノロジーズ)健康相談アプリチャット対応、監修
MICIN電子処方箋・オンライン診療薬事、PM補佐一部可
メディセオ調剤システム・卸システム導入支援
ファーマクラウドクラウド薬歴システムカスタマーサクセス
メディカルシステムネットワーク医療情報・卸情報分析、導入支援

※「可」は求人状況やスキルによります。詳細はエージェントに確認を。

「薬剤師としての経験が活かせるか」「IT未経験でも入れるか」など、自分の状況にあわせて選ぶことが大切です。

▶ 関連記事:

薬剤師が目指せるIT×医療企業10選|未経験OKの転職先も紹介

おわりに

キャリアに悩む薬剤師のあなたへ

調剤業務や服薬指導だけが、薬剤師のキャリアではありません。

AI創薬、RWD(リアルワールドデータ)解析、医療アプリ開発、CROでのデータマネジメント…

今、薬剤師の知識と経験が、医療IT・AI業界で求められています。

「このままでいいのかも」と感じながらも、踏み出せずにいたあなたへ。

それは、“変化のチャンス”に気づいている証拠です。

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ラクダ(外資系薬剤師×FP×国際唎酒師)
ラクダ(外資系薬剤師×FP×国際唎酒師)
外資系企業で働く薬剤師
ここまで読んでくださってありがとうございます。 私自身も「このままでいいのかな」と悩んだ末、3度の転職を経験しました。 キャリアに悩む薬剤師の方に、少しでもヒントや気づきを届けられたら嬉しいです。

キャリアの次の一歩に、確かな選択肢を。

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