マイナビ薬剤師は企業転職に使える?外資系を目指す薬剤師のための活用&併用ガイド

rakuda-tenshoku@01
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「企業転職にマイナビ薬剤師って使えるの?」

調剤や病院から、製薬会社・CRO・医療機器などの企業転職を目指す薬剤師の中には、**「薬剤師専門=調剤特化では?」**と迷う人も多いはず。

実は、マイナビ薬剤師でも一部の企業求人は取り扱っています。ただし、外資系やハイクラス転職を目指す場合は、他のエージェントとの併用が前提です。

この記事では、マイナビ薬剤師の活用ポイントと注意点を、企業志向の薬剤師目線でわかりやすく解説します。

スポンサーリンク

マイナビ薬剤師とは?|基本サービスと強み

サポート対象と対応エリア

「マイナビ薬剤師」は、大手マイナビグループが運営する薬剤師特化型エージェントで、全国14拠点を展開。Uターン・Iターン転職にも対応しており、地域密着型の支援が受けられるのが大きな特徴です。初めての転職でも安心できるよう、対面またはWebでのキャリア相談体制が整っており、キャリアの方向性が決まっていない人でも気軽に利用できます。

地方勤務を希望する人や、初めて転職する薬剤師からの評価も高く、丁寧なヒアリングと提案力は「初めてのエージェント利用」に向いていると言えるでしょう。

求人の傾向(病院・調剤 vs 企業求人の割合)

マイナビ薬剤師が扱う求人は、病院・調剤薬局系が中心です。企業求人の取り扱いもありますが、公開情報の多くは臨床系に偏っており、「企業で働きたい」「製薬会社での活躍を目指したい」といったニーズにはやや物足りなさを感じる場面もあるかもしれません。

ただし、希望職種やスキルによっては、企業の内部情報やニッチな非公開求人を提案してくれるケースもあるため、企業転職を目指す場合でも一度登録・相談してみる価値はあります。

企業志向の薬剤師が注意すべきポイント

マイナビ薬剤師はエージェントの質が高く、相談体制が充実している一方で、企業転職に完全特化しているわけではありません。特に、外資系やグローバル志向のキャリアを目指す場合は、「企業ポジションに精通したエージェント」との併用がおすすめです。

実際に、筆者の体験でも「企業志望」と伝えたところ、すぐに適職紹介が来たというよりは、まずは調剤薬局などの提案が中心でした。製薬やCRO、MSLなど企業職の本格的な支援を求める方は、マイナビ薬剤師を情報収集の起点としつつ、外資系支援に強いエージェントの利用も検討しましょう。

▶ 関連記事:[薬剤師向け転職エージェント比較・おすすめランキング]

マイナビ薬剤師とは?|基本サービスと強み

サポート対象と対応エリア

マイナビ薬剤師は、大手人材会社「マイナビ」が運営する薬剤師特化型の転職エージェント。全国に14拠点を展開しており、U・Iターン転職にも対応可能です。特に「初めての転職で不安な方」「地方勤務希望者」「対面でじっくり相談したい方」には向いています。面談は対面だけでなく、Webでも柔軟に対応してくれる点も安心材料です。

求人の傾向(病院・調剤 vs 企業求人の割合)

求人の中心はやはり調剤薬局・病院関連が主軸を占めます。大手チェーン薬局や地域密着の病院など、幅広い求人を持つ一方、企業求人は全体の中では少数派。ただし、医療関連企業とのパイプもあるため、企業志望の人にも紹介の可能性はあります。

企業志向の薬剤師が注意すべきポイント

企業求人もあるとはいえ、「企業に行きたい」という意志をしっかり伝えないと調剤・病院案件を優先して紹介されやすいのが現状です。登録後の面談では、希望職種やキャリアの方向性をはっきり伝えることが、望まない求人提案を避けるコツ。また、企業ポジションの紹介経験がある担当者かを見極めるのも重要です。

▶ 関連記事:[薬剤師向け転職エージェント比較・おすすめランキング]

マイナビ薬剤師は企業・外資系転職に使える?

実際の企業求人例と掲載数の傾向

マイナビ薬剤師では、製薬企業・CRO・医療機器メーカーといった企業求人も一定数取り扱っています。たとえば「CRA(治験モニター)」「学術職」「薬事」「品質管理(QC)」など、専門性が高いポジションの求人も確認されています。ただし、企業求人は非公開求人として保持されていることが多く、検索画面では見つかりにくい点に注意が必要です。

外資系・製薬求人はどの程度ある?

外資系製薬企業の求人は、国内大手のエージェントであるマイナビでも取り扱いがあります。特に、製薬・医療分野の英語対応ポジション(文献読解、英語面接が必要なポジション)なども一部存在します。ニッチな求人では「論文読解が求められる学術職」「グローバル向けの薬事職」などの事例もあります。ただし、外資系特化型エージェントと比べると案件数は限られているため、併用がベターです。

対応の質・担当者レベルでのバラつき

マイナビ薬剤師の強みの一つは、全国展開によるサポート網と面談体制の手厚さです。ただし、企業転職に関しては担当者の経験値によってサポートの質に差が出やすいという口コミも散見されます。企業転職経験者の紹介実績があるか、得意領域を確認してから利用するのが得策です。

▶ 関連記事:[30代薬剤師が外資系製薬企業に転職したリアルストーリー]

こんな人はマイナビ薬剤師が向いている

「初めての企業転職」で求人情報を幅広く見たい人

「企業ってどんな求人があるの?」という段階で、まずは幅広く選択肢を見たい人にとって、マイナビ薬剤師の求人網羅性は大きな魅力です。調剤・病院・企業求人をまとめて比較できるため、キャリアの全体像を整理したい人に向いています。

転職経験が少なく、面談・相談しながら進めたい人

マイナビ薬剤師はキャリアアドバイザーの面談力・サポート体制が手厚いことで知られており、転職に不慣れな方にも安心。履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接なども無料で受けられるため、初めての転職活動でも安心して進められます。

調剤・病院→企業という段階的なキャリアチェンジ

「いきなり外資系や製薬は不安…」という方でも、病院・調剤からキャリアを段階的に広げる設計が可能です。企業寄りの職場(DI、治験関連など)を経由して将来のキャリアにつなげる相談ができるのも魅力です。

▶ 関連記事:[薬剤師のキャリアアップ戦略大全]

マイナビ薬剤師と併用すべきエージェント3選

ハイクラス・外資系に挑戦したい人向け|samurai job

「マネジメント職に挑戦したい」「英語を活かしたい」という薬剤師には、ハイクラス特化のsamurai jobとの併用が有効。外資系企業やスタートアップへの転職支援にも実績があります。

外資系製薬・医療機器に特化|エンワールド

外資系製薬・医療機器への転職支援を専門とするエンワールドは、英語履歴書のブラッシュアップやグローバル案件へのマッチングに強みがあります。実務経験×語学力を活かしたい方におすすめです。

スカウト型で新しい可能性に出会える|ビズリーチ

自分から探すより、スカウトを受けて選びたい人はビズリーチも視野に。ヘッドハンター経由で企業求人に出会えるチャンスもあり、非公開・独占求人との接点になります。

▶ 関連記事:[薬剤師の外資系転職に強い転職エージェント5選]

効果的な使い方|マイナビ薬剤師×他エージェント併用戦略

マイナビ薬剤師は求人数・検索機能ともに非常に優秀なサービスですが、企業や外資系を目指す場合、他エージェントとの併用が転職成功の鍵になります。

情報収集はマイナビ、応募・選考対策は他エージェント

マイナビ薬剤師は公開求人の数が多く、「どんな求人があるのか」情報収集に最適です。まずはここで企業名や職種、勤務地のイメージを掴みましょう。

一方で、外資系や製薬業界のハイクラス求人は非公開で扱われることが多いため、samurai jobやビズリーチ、エンワールドなどの専門性あるエージェントとの併用が有効です。

書類添削・年収交渉などの違いを知る

マイナビ薬剤師でも応募支援はありますが、外資系特有の英文CVや年収交渉、ポジション戦略まで対応してくれるサービスは限られます。その点、企業転職に強いエージェントでは「RA職へのキャリアチェンジ」や「英語面接の模擬」など、より深い支援が受けられます。

H3: 相談するだけでもOK。エージェント面談の活用法

「まだ迷っている」という段階でも問題ありません。面談は無料かつ情報収集の場としても非常に有益。現職を続けながらキャリアの選択肢を増やすために、まずは1〜2社の面談から始めてみましょう。

▶ 関連記事:[薬剤師の転職エージェントの賢い使い方5つのコツ](内部リンク)

「マイナビ薬剤師って、企業転職に強いの?」

結論から言えば、**“使い方次第”**です。

マイナビ薬剤師は、病院・薬局から初めての転職を考えている薬剤師にとって、情報収集にぴったりのサービスです。全国の求人網羅性や丁寧な対応は魅力のひとつ。

ですが、外資系や製薬・CROなど、ハイクラスな企業ポジションを目指す場合は、それだけでは物足りないかもしれません。

実際に企業転職を成功させた多くの薬剤師が、「複数のエージェントを併用し、自分に合う求人や担当者を比較」しています。

まずは無料登録で、“自分に合う転職ルート”を見つけてみませんか?

▶ [薬剤師向け転職エージェント比較・おすすめランキングを見る]

▶ [外資系製薬に転職した体験談を見る]

ABOUT ME
ラクダ@薬酒計画
ラクダ@薬酒計画
外資系企業で働く薬剤師
外資系医療機器メーカーで専門職として8年以上勤務する現役薬剤師、二児の父・ラクダです。 これまでに国内製薬企業で7年、ドラッグストアで2年の勤務経験があり、異なる業態・組織文化を経験してきました。現在は、世界的に急成長中の外資系企業でグローバルな環境に身を置きながら働いています。 3つの企業を経験する中で感じたのは、外資系ならではの「働きやすさ」と「戸惑い」の両面。 だからこそ、今の働き方にモヤモヤしている薬剤師の方や、企業へのキャリアチェンジを考える方へ、リアルな情報と体験談をわかりやすく発信しています。 「興味はあるけど、不安も大きい…」そんな方に寄り添える記事づくりを心がけています。
スポンサーリンク
Recommend
こんな記事も読まれています
記事URLをコピーしました